J-CASTニュース : トヨタ、日産、スズキ、三菱 日本メーカー ロシアへラッシュ
日米欧の攻防が繰り広げられそうだが、懸念材料もある。既にサンクトペテルブルクで生産を始めている米フォード・モーターの工場では07年11月、賃上げを求めるストライキが発生した。高インフレに見舞われているロシアでは賃上げ要求が強まっており、各メーカーの生産計画や収益見通しに影響を及ぼす恐れがある。
また、ロシアは、政府が突然、方針や規制を転換する「カントリーリスク」もつきまとう。「プーチン大統領が退任後も実権を握り、政情は当面安定する」との見方が強いが、ホンダのように、リスクも警戒して、当面は工場建設より販売網の整備を急いでいるメーカーもある。
中国の時とは違って、「電車に乗り遅れる」心配はないのは確かです。
ただホンダの場合は、販売網整備もどれぐらい力を入れているのか、甚だ疑問ではありますが。