Apple vs Blu-ray Disc?

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J-CASTニュース : 次世代DVDでBD圧勝確実 これは束の間の「勝利」なのか

ジャーナリストのショーン・キャプテン氏は、英CNN(電子版)に掲載されたコラムのなかで、「iTunes」を通じて映画視聴が可能でネットワーク接続が可能なアップル社製「Apple TV」を挙げて、
 
「たった1つの芸当であるディスクを再生できる箱でしかないようなBD再生機などに比べればApple TVの全ての特徴が勝っている」
「私はアップルがこの戦争(次世代DVDの規格争い)に勝つだろうと予想する」
 
と述べている。また、1月6日のウォール・ストリート・ジャーナルも、次世代DVDが今後も求められるものなのかという疑問を呈しつつ、
 
「(BD陣営ソニーの)この勝利はハイコストに直面し、束の間のものになるかもしれない」
 
と報じているのだ。

AppleもBDに賛同しているのはさておいて。
BDプレーヤーも既に$299で販売されているようですが、Apple TVも決して安くは無いですよね。 現状のApple TVは中途半端なSTBもどきって感じなんですが。
それでもiPodだって本当にブレイクしたのは第三世代くらいですから、侮れないのは事実です。

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3番目の話題、iTunes Movie Rentalsは、iTunesからハリウッド映画をレンタルできるようにするサービス。映画のデータをダウンロードするのは既存のダウンロード販売と同じだが、ダウンロードしたデータに30日以内という利用期限がつくこと、映画を見始めた時点から24時間で利用期限が終了するという時間制限がつく点が異なる。言い換えると、ダウンロードした映画は、その日から30日以内の24時間だけ再生できる。価格は旧作が1本2.99ドル、新作が3.99ドルだが、2月末からは1ドルアップのHD版もラインナップに加わるという。
 
このサービス開始に対応可能なよう、Apple TVの無償ソフトウェアアップデートが行なわれる。また米国ではApple TVの価格が40GBモデルで229ドル、160GBモデルの価格が329ドルへと、それぞれ引き下げられた。米国でもApple TVは好調とは言えないらしく、新サービスと価格引き下げによるテコ入れで需要を喚起しようということのようだ。ジョブズCEOのキーノートでも、映画のダウンロード配信ビジネスに成功した会社は、Appleも含めてまだ1社もない、と失敗を暗に認めている。

米国は日本と違って近所に(レンタル)ビデオ屋がない地域が多いので、もしかしたらうまくいく可能性もあります。
ただ、映画会社は音楽業界で何が起こったのか勉強しているでしょうから、Appleにだけ美味しい思いをさせることはないでしょう。
「金の卵を産む鶏」(パッケージ販売)を殺してしまっては、元も子もないわけですし。

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再チャレンジとも言うべき新しいApple TVは、約2週間後から出荷が開始される。価格は従来の299ドルから229ドルへと値下げされた。既存のApple TVユーザー向けには無料のソフトウェアアップデートが提供されて同等になるということなので、ハードウェアにおける大きな変更点などはない模様だ。
 
なお、サービスの中核となる映画のレンタルが現時点では日本国内向けには提供されないだけに、日本のApple TVユーザー向けの対応は不透明なままだ。現状では画面が大型のiPodのような使い方にとどまっているだけに、日本での詳しい説明が待たれる。

「画面が大型のiPod」というのは言いえて妙ですね。