クラウンの「新・電子プラットフォーム」,通信量が2倍に - Automotive Technology - Tech-On!
トヨタ自動車が2008年2月18日に発表した新型「クラウン」では,車内LANシステムに「新・電子プラットフォーム」を採用した(図1)。同社の資料によると「個々の電子制御ユニット(ECU)の処理能力や車内LANの通信容量を従来型の2倍以上に増加した」とある。具体的な詳細は明らかにしていないが,「従来型と比較して2倍の情報量を,ECU間でやり取りしているという意味。ECUの処理能力などを向上することで実現した」(同社の説明員)という。車内LANの構成としては「大きな変更点はない」(同説明員)。
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ボディ系統では,通信線として車載LAN規格であるCANを使い,通信速度は250kbpsとなる。制御系統でもCANを使い,通信速度は500kbpsとなる。AV系統はトヨタ自動車の専用の通信規格「AVC-LAN」を使う。通信速度は10kbpsである。加えて,AV系統に属するカーナビ用ECUとオーディオ用ECU間では,音声情報を通信するために情報系車載LAN規格「MOST」を使った。MOSTの通信には「メタル・ケーブルを使っている」(説明員)という。
ということは、今まではECUの処理速度が追いつかなくて、規格上より低いテータ量しか送れなかったということなのかな?
一般の人には、こっちの方が気になるでしょうね。
トヨタ,「クラウン ハイブリッド」のメータ全面を液晶パネルに - Automotive Technology - Tech-On!
トヨタ自動車が2008年2月18日に発表した新型「クラウン ハイブリッド」は,運転席前のメータ全面にTFT液晶パネルを採用した(図1)。メータはデンソーが開発した。液晶パネルはシャープ製。画面サイズは12.3型で,横1280×縦480画素である。640×480画素のVGAパネルを横に2枚並べたのと同じ大きさで,クラウン ハイブリッド用にパネルを切り出しているという。動作温度範囲は-30~+85℃である。
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トヨタ自動車は,「LEXUS LS」にもメータの中央部分にTFT液晶パネルを採用しているが,メータ全面に採用したのは今回が初めて( Tech-On!関連記事)。バックライトはLSと同じく白色LEDを用いている。LEDの搭載個数やメーカー名などの詳細は明かさなかったが,LSの液晶パネルと同様に「かなり大きめの放熱板を搭載している」(説明員)という。
いいねぇ。 インパネの未来が広がりますね。