自動車メーカーの通貨バスケット

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【池原照雄の単眼複眼】自動車10社、新興市場開拓で今期も好業績確保 | Response.

中国を含むアジアなど新興市場や、中東、ロシアといった資源国での販売の伸びが好業績をもたらしたのはトヨタに限らず、業界全体の流れでもある。ホンダの9か月通算の地域別営業利益はアジアが88%、南米やアフリカなどを含む「その他の地域」が59%と驚異的な増益を確保した。
 
(中 略)
 
円の対米ドル変動の影響が最も業績に反応しやすいホンダだが、第3四半期は1ドル=5円の円高にも拘わらず、営業利益段階での為替影響は29億円の増益要因だった。ユーロやアジア通貨などの円安効果や、米ドルとユーロといった「他通貨間」での変動も増益要因に作用したからだ。

もはや対ドルだけで見るべきではないということですね。 昔はアジアなんて味噌っかす扱いだったものですが、今や成長センターですからね。