やれやれ

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昨日からWebサーバーが落ちていたのは、freebsd-updateを使って7.0-RELEASEにしようとして、失敗したからです。

手順としては、ウチのサーバーは6-STABLEだったので、cvsupで6.3-RELEASEソースを取ってきて、カーネルを再構築します。
あとはこの記事の通りの手順でやったのですが、2つほど間違えました。

まず、/etc以下のファイルの改変があるのですが、面倒なのでそのまま保存(viなので:wq)したら、軒並み起動で引っ掛かりました。 あとからチマチマ編集するのは大変なので、面倒でもアップデート中にやりましょう。

それから

FreeBSD 7.0 へようこそ:第3回 freebsd-updateで楽々リリースサーフィン|gihyo.jp … 技術評論社

一連の作業中,ここで出てきたメッセージは最も重要で,次回installを行った瞬間に古いライブラリは消えてしまい,古いライブラリに依存しているすべてのパッケージが動かなくなってしまう。実際,最初筆者はこのメッセージを無視したせいで,パッケージを新しくするための「portupgrade」コマンドまで動かなくなってしまい,復活に苦労した。言われることには素直に従うものだと反省。

この記事にもあるように、3回目の「sh freebsd-update.sh -f freebsd-update.conf install」で古いライブラリが消去されます。 その前に「portupgrade -faP」は実行したんですが、mysql4.1やApache2.2などは「ライブラリがない!」と起動しませんでした。
「portupgrade -arf」してみるも途中で止まるし、結局「pkg_delete -a」で全部消してportsから入れ直しました。 設定ファイルは残っているので、Apacheなどは元のまま起動しました。

あ、あと7.0-RELEASEにしてから make buildkernel する前に、ちゃんと/usr/obj以下を消去しましょう。

やっぱりFreeBSDのリリースアップは、まる1日時間を空けて取り組まないとだめですね。 まあ、おかげで使わないパッケージが一掃されて、システムが身軽になったからよしとしよう。