排ガス微粒子:長期吸引で肺がん死亡率1.3倍

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排ガス微粒子:長期吸引で肺がん死亡率1.3倍 - 毎日jp(毎日新聞)

宮城、愛知、大阪3府県の40歳以上の男女計約10万人が対象。1982~85年に生活習慣などを聞き取り、その後10年間追跡調査した。その結果、都市部では農村部に比べ、肺がん死亡率が男性で1.4~1.5倍、女性で1.1~1.9倍だった。大気中の浮遊粒子状物質の測定値から、PM2.5濃度を推計し関連を分析したところ、PM2.5が大気1立方メートル中10マイクログラム増えると、死亡率が1.2~1.3倍になることが分かった。
 
肺がんの死亡率は喫煙で3.7~9倍になるとされ、環境省は「PM2.5の危険性は喫煙に比べて大きいものではないが、長期間さらされることで肺がんの発症要因の一つとなることが示された」と説明している。

たばこの箱に健康への悪影響に関する注意書きがあるように、ディーゼルのトラックの後部に「この車の排気ガスを吸うと、あなたの肺がん死亡率が1.3倍になります」と書いておいてほしいね!