雨中走行の結果

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今朝は気温7℃で降水量5~10mm程度の降雨。 PE24の強化スプリングのテストには絶好の天候でした。

テスト結果の前にスプリングについてですが、昨日素線径1.0mm、自由長95mmに変更しました。

DSCN1789.jpg

変更した理由は、スロットル全開時にスプリングの密着長が長すぎて、ちゃんと全開になってないような気がしたからです。 自由長100mmだと本当に密着までいくんですが、95mmだとわずかにスキマがあきます。

DSCN1792.jpg


走行結果ですが、スロットルバルブが引っかかる程度は1/3くらいになったように思います。 皆無というわけではありませんが、神経を使う度合いがかなり減ったのは確かです。
このくらいの強化スプリングであれば、スロットルの重さもそれほど不都合はありませんから、張り付きに悩んでいる人にはオススメできると思います。

もちろん、スロットルケーブルが400mm短縮されケーブルの屈曲も少なくなったので、ケーブルのフリクションが減った効果もあるはずです。 ケーブルのフリクションが大きいと、強化スプリングの効果が半減するだけでなく、ネガティブな面(スロットルの重さ)も大きくなるので、両方合わせて対策する必要があるでしょう。

もう一つ対策すべきは、キャブレターのトップセットにスロットルケーブルが繋がる部分の防水対策です。
雨中走行後にキャブレターのトップセットを開けてみると、スロットルバルブの上側の窪み(スプリングが入るところ)に、水が溜まっていることがあります。
吸気に含まれる水分が結露した可能性もありますが、ケーブルアウターを伝って雨が浸入していると考えた方が自然です。
TVアンテナの接続端子に巻く、自己融着テープなどを巻いておくべきでしょうね。