ホンダ、次世代生産システムを導入

NIKKEI NET(日経ネット):ホンダ、次世代生産システムを導入

ホンダは21日、国内生産体制の刷新とハイブリッド車の4車種発売などを柱とする3カ年中期計画を発表した。埼玉県寄居町に建設中の四輪車工場には、部品1個まで生産履歴を追跡できる次世代生産システムを導入。効率生産と品質管理を徹底した世界最先端拠点にする。円高や新興国企業の台頭など経営環境が厳しさを増すなか、世界で勝ち残る体質づくりを急ぐ。
 
「世界の競争環境は厳しい。今後3年はホンダの歴史上最大の生産改革になる」。同日、東京都内で記者会見した福井威夫社長はこう強調した。
 
中核となるのが、寄居の四輪新工場と埼玉県小川町に建設するエンジン新工場だ。2工場の設備投資額は当初見込みの700億円から倍以上の1580億円に増やす。

なんか色々理想をぶち上げてたら、全然予算が足りなくなったという噂を聞きましたが、やっぱり投資額を増やすんですね。
SssのNo.3みたいに、ヘンなラインにならなければいいのですが。

一方で、ハイブリッド車を大幅に拡充するそうです。

ホンダがハイブリッド戦略を加速、09年初めに専用車発売(ロイター) - Yahoo!ニュース

ホンダは21日、2009年初めに日米欧でハイブリッド専用車を発売すると発表した。小型車「フィット」にもハイブリッドモデルを追加し、4車種を取り揃えて2010年代に年間50万台の販売を見込む。
 
(中 略)
 
本格普及を支えるため、三重県の鈴鹿製作所にモーターを生産する新ラインを増設し、08年末に稼動する。既存ラインに比べて時間あたりの生産量が2倍以上に向上し、生産能力は現在の7万台から25万台に増える。福井社長は「ハイブリッド車がビジネスとして健全に成立する体制の構築が可能になる」と述べた。ハイブリッド車の価格差は、同モデルのガソリン車の20万円以内に抑える。

ここまでガソリン価格が上がってくると、20万円以内なら価格差を正当化できるかもしれませんね。