ジョルカブのスイングアーム

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ずいぶん前に届いていたのですが、ジョルカブのスイングアームを落札していました。

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こうやって見ると、ホント足が短いですね > ジョルカブ

あとXE50のスイングアームもあります。 長さはXE50の方が6cmくらい長いです。 これなら(ハブの幅は別として)12インチホイールだって余裕で入りますね。

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ピボット部の幅はピッタリ同じです。 あと、車軸部分の幅もほぼ同じでした。

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ジョルカブにXE50のスイングアームを流用すると、リヤフェンダーにタイヤが当たってしまうでしょうね。 使おうと思って落札した訳ではないので、別にいいのですが。

Ape50のリヤホイールを、ジョルカブのスイングアームにセットしてみました。 12インチ化する場合、Ape50と同じK180(もしくはK178)の100/90-12 49Jを履く予定なので、そのシュミレーションです。
車軸は、長穴の一番後ろにかろうじて入っています。

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スプロケ側のハブがスイングアームと当たっている状態ですが、ドラムブレーキのパネルは取り付けられません。

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タイヤ外周は連結棒に当たっています。 新品タイヤなら車軸をセットできなかったかもしれませんね。 タイヤが右に寄っているのも分かります。

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Ape50のハブ(左)とジョルカブのハブ(右)の比較です。 ちゃんと測れなかったんですが、25mm以上Ape50の方が幅広です。

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12インチ化する場合、ホイールをどうするかはさておき、スイングアームをどうにかする必要があることが分かりました。

車軸が入る長穴が長さ26mmなので、30mmはスイングアームを延長する必要があるでしょう。 切断して心棒を入れて溶接します。 加工に出すとしたら、kyus Bike craftsにお願いすることになるでしょう。

幅方向については、同じく連結棒を切断して延長加工することになります。 どのくらい幅を広げるかは、使用するホイールによります。 選択肢は2つあって、Ape50とNSR50用キャストホイールです。 実は両方とも既に手元にあります。


課題は実はまだあって、チェーンラインも悩みの種です。
100/90-12 49Jなら、ジョルカブのハブのオフセットでもOKなんですが、Ape50もNSR50も太いタイヤを履けるように、オフセットが大きいのです。

Ape50はハブとホイールが分離できるので、そこにスペーサーを噛ませて調整できるかもしれません。 Apeのホイールは重たいので、出切ればNSR50のホイールを使いたいところです。
NSR50はキャスト一体型なので、エンジン自体を左にオフセットさせるしかないかも。 10mmくらいなら出来そうですが... リヤブレーキもディスクになるので、キャリパーサポートの廻り止めも溶接してもらう必要があります。

急ぐ話ではないので、熟慮の上で決定したいと思います。