クリーンディーゼルがもたらす新たな災厄

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

PM2.5って?ディーゼルエンジンに暗雲か(08/05/13) | NIKKEI NET 日経Ecolomy:連載コラム - 2010年に生き残るクルマ(舘内端)

注目したいのは、循環器系疾患と肺がんとの関連性です。
 
PM2.5は粒子が非常に小さいため、肺の上皮細胞を通り抜けて血管に入り込んでしまいます。その結果、不整脈や血栓を起こしやすくすると報告されています。
 
また、PM2.5がディーゼル排ガスに由来する場合は、粒子の周りに付着した有機化合物に発がん性があり、肺がんの原因になるということです。というのも、PM2.5の組成が炭素の周りに未燃焼の燃料(軽油)や燃えた酸化物、有機溶媒に溶ける物質なのですが、これらにエチレンを中心とした炭化水素、芳香族、ホルムアルデヒドなどの発がん性物質が含まれているからです。(中略)
 
厳しい排ガス規制をクリアした新ディーゼル車が登場するのも間近ですが、PM2.5による健康被害は、新たな影を投げかけることになるでしょう。

疫学的に関連が認められているなら、それを承知でディーゼル車を販売したら裁判で負けますよ。 PM2.5ってDPMで捕集できるんだっけ? 大丈夫なんでしょうかね?