「トヨタ,ホンダではリスクを取れない」,ロボット・ベンチャー4社が団結 - 産業動向オブザーバ - Tech-On!
「本当なら日本で(ロボット事業を)やりたいが,無理かもしれないと思うこともある」――高本氏からはこんなコメントも聞かれた。たとえば同氏は,連盟4社のようなベンチャー企業が日本でロボット事業に関する補助金を得ることは難しいとする。日本では,高度な技術を駆使したロボットの開発に補助金が出ることが多いという。すぐに製品化して利益を得る必要がない大企業と異なり,ベンチャー企業はできるだけ早い段階で製品化して開発資金を回収する必要がある。そのため,技術的に高度なロボットよりも市場で売りやすいロボットを開発する傾向がある。その結果,補助金の多くは大企業や有名大学に割り当てられることになるという。
高本氏は,そういった大企業にロボット市場を開拓していこうという意思がそれほど強くないことが問題であるとする。「トヨタやホンダはいつでも市場に参入できるように準備している。だが,リスクのある商売は一切やらない。我々がやるしかない」(高本氏)。
さらに,補助金を得ることができた場合でも,研究開発費として人件費や材料費のみの補助であり,開発したロボットは独力で市場で売る必要がある。その点で,製品の販売にまで政府の協力が得られる韓国の環境は,ロボット・ベンチャーにとっては魅力的だという。
ビジネスならOUT/INは基本でしょ? 研究だけなら大学でやりなよ。
こんな甘ちゃんがロボット産業を興そうなんて、ちゃんちゃらおかしいね。