北米事業の見直しを進める日系メーカー

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NIKKEI NET(日経ネット):トヨタ、米のピックアップ車生産集約を半年前倒し

トヨタ自動車は米インディアナ工場(インディアナ州)での大型ピックアップトラックの生産を今夏で中止する。大型ピックアップは事実上、11月からテキサス工場(テキサス州)だけで生産する。生産集約計画は当初予定より半年近く前倒しになる。ガソリン価格の高止まりで米国の大型車不振が長引いており、北米事業の見直しを急ぐ。
 
トヨタは7月、大型ピックアップ「タンドラ」について、テキサスとインディアナの2工場で生産する体制からテキサス工場の単独生産体制へ2009年春に移行する計画を発表。それに先駆け、両工場は8月上旬から約3カ月間の予定で、生産ラインの全面・一部休止に入っている。

つまり実際の減産幅は、3ヶ月よりも大きくなるということですね。

一方、比較的販売が堅調なホンダはリース販売からの撤退はしないようです。

ホンダ、米自動車リース事業を継続へ=現法幹部(ロイター) - Yahoo!ニュース

ホンダ<7267.T>の米現地法人アメリカン・ホンダモーターのエクゼクティブ・バイスプレジデント、ジョン・メンデル氏は14日、ロイターとのインタビューに応じ、リース販売を継続する方針を示した。
同氏は「当社はリース事業から撤退していない」とし「これが強みになる可能性がある」と述べた。
 
米自動車市場は同社の予想以上に悪化しているが、今年1─7月の同社の米国販売は3%増加しており、今年の販売目標140万台の達成が可能な状態という。
同社の米国販売の約24%はリース販売。

24%という数字が高いのか低いのか分かりませんが、おいそれと止めるわけにはいかないでしょうね。

トヨタ、日産が整理縮小を進めている中大型トラックについては、

メンデル氏は、ピックアップトラック「リッジライン」の新たな販促策を準備していることも明らかにした。
「リッジライン」は、1─7月の販売台数が2万2000台強と前年からほぼ横ばいの状態で、今回、フォード、GM、クライスラー、トヨタが得意とするフルサイズ・ピックアップトラックの代用車種として、事実上再発売の形で売り込みを強化する。

売れてないねぇ、リッジライン。 やっぱりFFベースのモノコックボディのピックアップじゃ、米国人の心には響かないよね。