古田雄介のアキバPickUp!:「これぞ真のフライング」――スタートで派手に転んだ「CR-5400」 - ITmedia D PC USER
CR-5400は、microSD/microSDHCカードを2枚装着できるアダプターで、仕様上は最大32GバイトのメモリースティックPRO Duoを構築することができる。
このアダプタに注目が集まるのは、メモリカード同士の価格差が関係している。T-ZONE.PC DIY SHOPは「今、16GバイトのメモステPRO Duoを買うと、アキバでも1万5000円は下りません。しかし、8GバイトのmicroSDHCカードなら3500円程度から売っています。2枚買ってCR-5400をそろえても約1万円ほどなので、普通にメモステを買うより5000円も安くなるわけですよ」と解説してくれた。
そして、ここで詳しくは語らないが、アキバではメモリースティックPRO Duoをケータイやデジカメ用ではなく、PSP用メモリとして使うユーザーが多い。そのため、“メモステPRO Duo用アダプタ”の需要がもともと高いのだ。実際、2008年3月に登場した下位モデル「CR-5300」は、最大8GバイトのmicroSDHCカード1枚を装着できる仕様で、約2000円の価格がついていたが、発売後半年近くも品薄状態となっていた。現在も「CR-5300入荷しました!」のPOPが軒先にはられるほどだ。
ゲームデータをセーブするだけなら、こんな大容量はいらない訳で、いわゆる「パンドラバッテリー」を使う人に重宝がられているということなのかしらん?
それにしても、8GバイトのmicroSDHCカードって\3,500で売ってるの? あいた口が塞がらないね。
たしかスマートメディアの開発者だったか、「いずれメモリーカードは使い捨てできるほど安価になり、銀塩フィルムと同じようにデータを入れたままアルバムにとじるようになる」と言っていた記憶があります。
PCに吸い上げた方が管理しやすいとは思いますが、バックアップ代わりにデータが入ったままメモリーカードを保存するという時代が来るのかもしれませんね。