NIKKEI NET(日経ネット):「ビッグ3は多過ぎる」 バンカメCEO、救済策実施に反対
経営危機に陥った米ビッグスリー(自動車大手3社)が政府による救済を求めている問題で、銀行大手バンク・オブ・アメリカのケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は18日、「3社もあるのは多過ぎる」と述べ、現状のままで公的資金による救済の実施に反対する姿勢を表明した。米メディアが伝えた。
「(公的支援を受けた)銀行が言うな」という気もしますが、そういう声は強まるでしょうね。 じゃあ2社か、それとも1社かとなりますが、独占禁止法上も問題になるシェアでもないので、1社でいいんじゃないでしょうか。
NIKKEI NET(日経ネット):ビッグスリー再建、「時間との勝負」に
経営難のビッグスリー(米自動車大手3社)への政府支援策が固まらなかったことを受け、3社の経営は綱渡りの状況が続く見通しだ。当面の最優先課題は議会と政府を納得させるだけの事業計画を12月2日までに練ることだが、本業の不振は深刻で、手元資金は急減している。米政界を巻き込んだビッグスリーの再建は「時間との勝負」になった。
ゼネラル・モーターズ(GM)は20日夕に出した声明で、「米議会に提出する事業計画で『存続能力のあるGM』をお見せしたい。米国の納税者への説明責任を果たす」と強調した。フォード・モーターやクライスラーも同日、事業計画を提出する考えを示した。
18日と19日に開かれた上下両院の公聴会で、出席議員から経営姿勢への批判や再建への不安が続出しており、従来計画の焼き直しでは支持を集めることは難しい。GMなどは米議会に提出する事業計画の中に資産売却や人員削減などの追加リストラ策を盛り込む可能性もある。
少なくとも経営陣は総退陣でしょう。 でも誰がやっても、事業再生は困難な道のりだと思います。