NIKKEI NET:ブラジルとアルゼンチン、11月の自動車販売25%減
ブラジルとアルゼンチンで11月の新車販売がそれぞれ前年同月比約25%減となり、急ブレーキがかかった。中南米は米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォードの主要な収益市場。同市場の失速はビッグスリー(米自動車大手3社)の再建に影響を与える可能性もある。
ブラジル自動車工業会がまとめた11月の新車販売台数(登録ベース)は約17万8000台で25%減。金融機関の融資の絞り込みで、低価格車を中心に売り上げが失速した。GMは小型商用車が増加したものの、主力の乗用車部門が42%減。フォードも両部門で販売を減らした。
一方、アルゼンチン自動車製造者協会によると11月の新車販売(卸段階)は前年同月比26%減だった。両国とも2カ月連続の前年割れだが、10月はブラジルが2%減、アルゼンチンは4%減にとどまっていた。
アルゼンチンも大変なんだね。
新車が売れないときこそ、サービス部門で頑張れ。