NIKKEI NET(日経ネット):スズキ、11月のインド販売26%減 テロで先行き落ち込みも
スズキの11月のインド販売は4万7704台と前年同月比26.9%の大幅減となった。今年最大の落ち込みで自動車市場の減速が一段と鮮明になった。西部の商都ムンバイで起きた大規模な同時テロを受け12月以降はさらに落ち込む可能性もある。
現地四輪子会社のマルチ・スズキが1日発表した。同社の国内販売がマイナスとなったのは2カ月連続。アルトやワゴンRなど「A2」と呼ぶ主力の小型車セグメントが前年同月比26.6%減と振るわなかった。金融機関による自動車ローンの貸し渋りや金利高の影響が色濃く出た。4月からの販売累計も前年同期実績を割り込んだ。
現地で50%近いシェアを持つマルチの新車販売が大幅に落ち込んだことで、11月の新車販売が業界全体でも2カ月連続のマイナスとなるのは、ほぼ確実な情勢だ。
インドも厳しいね。 デカップリングなんてあり得ないってことです。