カルロス・ゴーンがGMを救う:NBonline(日経ビジネス オンライン)
大恐慌以来の金融危機の真っただ中にあるだけに、GMの状況はIBMなどとは比較にならないほど注目を集めている。GMのCEOポストが激務であるのは間違いなく、失敗した場合の反動も大きい。しかも薄給と見られている。
様々な障害があるとはいえ、リスクを取ってGMの再生に成功すれば、経営のプロとして最高の栄誉を得られる可能性もある。20世紀は「米国の世紀」であり、「米国の世紀」の象徴は自動車産業であるからだ。
仮にGMのCEOポストを打診されたら、ゴーン氏はどう出るだろうか。米国人ではない同氏に「愛国者としての義務」は通用しない。しかし、バラク・オバマ次期大統領から直々に「GMの再生は米国経済の利益にかない、ひいては世界経済の利益にかなう。経営のプロとして力を貸してくれないか」と言われたら、ゴーン氏も断り切れないかもしれない。
日産の時は、日産自体が抱える問題を解決すればなんとかなったし、日産自体にも生かされていないポテンシャルがあった訳です。
GMなどデトロイト・スリーにどれだけのポテンシャルがあるのかは分かりませんが、この経済環境下では誰がやっても不可能に近いと思うけどな。