なんでも取っておくもんだね

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asahi.com(朝日新聞社):飛騨牛・元祖のクローン牛誕生 死後13年の冷凍細胞で - サイエンス

農林水産省によると、受精卵ではなく体細胞を使ったクローン牛は国内で557頭生まれたが、いずれも生きている牛の体細胞が使われた。
 
これに対し、今回は死後13年の安福の冷凍保存細胞が使われた点で画期的という。同大生物理工学部の佐伯和弘教授によると、安福の埋葬前に精巣を取り出し、零下80度の冷凍庫で保存した。世界初の体細胞クローン羊「ドリー」誕生が公表された97年より4年も前で、細胞保存のための凍結保護剤も一切使われていなかった。

クローン作りのために取っておいた訳じゃないんだろうけど、先見の明があったといえるでしょう。

今は禁止されているけど、100年後には人のクローンだって普通に生まれているかもしれないし、今のうちに細胞を冷凍保存しておきたいという人もいるかもしれませんね。

もっとも、100年後に人類が存続しているか不明だし、クローンに生まれて幸福とも思えないし、そもそも設計図が同じだけで元の自分とは違う人間だからね。