スティーブ・ジョブズ氏の時代は終わった - ITmedia アンカーデスク
わたしはジョブズ氏の状況に同情はしている。だがAppleの株主のためにも誰かがはっきり言う必要がある。Appleがこれまで率直さに欠けていたのなら、この先6カ月間だって同じかもしれない。ジョブズ氏は14日付のメールで次のように述べている。「戦略的に重要な案件については休職中もCEOとして意思決定にかかわる」
少なくともこれまで6カ月間、ジョブズ氏の健康問題がどのように伝えられていたかを思い返して、皆さんなら、この発言を信じられるだろうか? わたしには無理だ。申し訳ないが、わたしはジョブズ氏が復帰するとも思っていない。スティーブ・ジョブズ氏の時代――Appleにとって最高の時代だった――は終わったのだ。病状が本当に悪いのなら、ジョブズ氏は身を引くべきだろう。そして専心療養に努め、自分や家族のことを大事にすべきだ。ジョブズ氏は偉大な遺産を残してくれた。十分な遺産だ。
確かにタイミングとしては最悪ですね。 世界的に経済が悪化しているなか、AppleとしてもiPodの伸びは鈍っており、Macのシェアは増加傾向とはいえいまだ低いレベル。 iPhone3Gが次代のプラットホームになれるかどうかもまだ不透明です。 こういう時こそ、ビジョナリーとしてのスティーブ・ジョブズ氏の力が、一番必要とされるのですから。
でも会社より何より、健康が一番大事です。 ご自愛ください。