自動車金型のオギハラ、タイサミットが筆頭株主に

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

NIKKEI NET(日経ネット):自動車金型のオギハラ、タイ企業が筆頭株主に

タイの自動車部品大手のタイサミットは、自動車用プレス金型で世界最大手のオギハラ(群馬県太田市)に資本参加する。3月中旬にタイサミットが発行済み株式の約36%を取得、筆頭株主となる。オギハラは中国メーカーとの競争激化や、自動車販売の世界的な不振で受注減に見舞われている。今後はタイサミットと連携してグローバル市場での販路を確保し、生き残りを目指す。
 
日本の金型大手が外資の傘下に入るのは初めて。オギハラには現在、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツが筆頭株主として46%を出資している。タイサミットは同社から約36%の株式を譲り受ける。取得価額は数十億円とみられる。創業家は約22%の株式を引き続き保有し、大和証券SMBCは第3位株主になる。

昔はオギハラの金型がなければクルマは造れないと言われたほどですが、CAD/CAMの普及で金型製作も労働コストが安い国に移っているのでしょう。