【PMA】感嘆の声を静かに響き渡らせた,ソニー初の高速連写カメラ(前編) - 家電・PC - Tech-On!
「おぉー」。感嘆の声が発表会場に静かに響き渡った。米Apple, Inc.の発表会で起きるような予定調和の声では決してない。筆者を含めた多数の記者が,小さな音圧で自然に,同時に,声を漏らした。
ソニーがカメラの展示会「PMA」の開催前日に催した記者会見で,新型コンパクト機「DSC-HX1」を実演した直後の出来事である(プレス・リリース)。この実演において,同社は本機でパノラマ写真を拍子抜けするほど簡単に撮れることを示して見せた。
手順はこうだ。撮影モード・ダイヤルをパノラマに合わせる。パノラマ写真の端に当たる被写体にカメラを向けてシャッターを切る。カメラを横に振るよう矢印が液晶パネルに出ているので,ユーザーはカメラをさっと横に振る。以上である(後述するように,縦方向も可能)。
これって、カシオに供給している高速連写CMOSを使ってるのかな? 面白いね。
と思ったら、カシオのとは違うみたいですね。
ソニー、“Exmorセンサー”搭載の「Cyber-shot DSC-HX1」
CMOSセンサーの画素数は910万で、サイズは1/2.4型。サイバーショットへのCMOSセンサーの搭載は、2005年11月発売の「DSC-R1」以来となる。裏面照射型の「Exmor R」ではない。液晶モニターは3型で、α350などと同様、前後方向にチルトが可能。光学式手ブレ補正も内蔵している。
連写速度は10fps。Exmorの高速読出しを生かした機能のひとつとして、横方向または縦方向にカメラを振り、高速連写した画像をつなぎ合わせる「Sweep Panorama」が利用できる。横なら水平224度、縦なら154度のパノラマ画像が作成可能で、解像度は最大7,152×1,080ピクセル。高速連写と合成を組み合わせた機能としては、手持ちでの夜景撮影が美しく記録できるという「Handheld Twilight cleaner」も備えている。
早くソニーも AVCHD Lite が撮れるデジカメを出してくれないかな。