BRICsからロシアが脱落?

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凍える新興国クルマ市場:日経ビジネスオンライン

ロシアの今年1~3月期の販売は、前年同期比で4割減少した。2008年の新車販売は293万台だったが、調査会社によると今年の予想はわずか170万台。月を追うごとに販売は落ち込んでおり、前年同月比の減少率は1月に33%だったが、3月には47%に達した。
 
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)だけは3%増で踏みとどまったが、ほかは全メーカーがマイナス。とりわけ日本勢は苦しい。トヨタ自動車は61%、スズキが72%、三菱自動車は82%の減少で、目も当てられない。

ロシア市場は資源バブルでしたからね。 回復は北米市場よりも時間が掛かるのではないでしょうか。

ロシア以外でも、

2008年に4割成長し、市場規模が60万台に達したインドネシア。今年1~3月期の販売台数は、前年同期から3割程度減少した。
 
「インドネシアが好転するイメージは現時点ではない。日本から生産技術者を派遣して、コスト削減活動を強化する」とダイハツ工業の箕浦輝幸社長は話す。

インドネシアはガソリン高でクルマの買い控えが起きていた07年までの反動が、08年の販売増として現れた訳で、市場が成長したのではありませんからね。

インド市場も鈴木社長が「インドだけ好況が続くのはあり得ない」と語っていましたが、減税効果が息切れするのも近いのではないかと思いますね。