フィアット、自社の自動車部門とGMの欧州部門の合併検討(ロイター) - Yahoo!ニュース
伊フィアットは3日、同社の自動車部門と、米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州部門を合併させる計画を検討していると発表した。GMの欧州部門には独オペルも含まれる。合併後に分社化し、株式上場させたい考え。
フィアットの試算では、合併後の会社の年間売上高は約800億ユーロ(1063億ドル)。
クライスラーには資金を出さずに株式を取得しようとしているフィアットですが、オペルに対してはより踏み込んだカタチで考えているようです。
NIKKEI NET(日経ネット):伊フィアットCEO、クライスラーやオペルとの統合構想 英紙
マルキオーネ氏は「現在の自動車業界の危機に対する分かりやすい対応策だ」と述べた。構想ではフィアットの自動車部門を分離し、クライスラーと、GM子会社の独オペルや2月に経営破綻したスウェーデンのサーブなどのGMの欧州部門を統合する。新会社は世界販売台数で世界3位の独フォルクスワーゲン(VW、627万台)とほぼ互角になる。
マルキオーネ氏は、GMの再建計画がまとまる5月末にも提携をまとめ、今夏までに新会社「フィアット・オペル」(仮称)として株式を上場させたい考え。
個人的には合併した場合の事業規模は、「1+1=2」ではなく「1+1=√2」だと思うのです。 ルノー・日産の場合は、もともと重複が少なかったのもありますが、うまくやったと思いますね。
フィアット・オペル(サーブも?)・クライスラーの合併だと、「1+1+1=√3」という感じでしょうか。
それでも500万台規模になるかもしれませんが、文化が全く異なる企業の寄せ集めが統合効果を発揮するまでは、長い道のりがあることでしょう。
幸運を祈ります。