一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
カメラ・メーカーが困惑している。問題の深刻さを,白日の下にさらす測定ツールが登場したからだ。開発したのは,簡便で的確な手ブレ補正効果の測定法を生んだ電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 准教授の西一樹氏の研究室と谷電機工業。問題とは,一眼レフ・カメラが内蔵するミラーやシャッターの動作に起因する像のブレである。
あるカメラ開発者は言う。「これほど大きな問題とは全く認識してなかった。まだ追試や検証をしていないが,本当だとすれば正直,参った」。
これこそ構造的問題というヤツですね。
一眼レフカメラ(いちがんレフカメラ)とは、撮影に使用するレンズとフィルム(あるいはCCDイメージセンサなどの固体撮像素子)の間に鏡を置き、実際に撮影されるイメージをファインダーで確認することができるカメラをいう。ドイツ語のシュピーゲル・レフレックス(Spiegelreflex:鏡の反射)という言葉通り、反射鏡を使ってファインダー(スクリーン)に結像させる機構が特徴である。
つまり「ミラーあってこその一眼レフ」ですからね。
ところで、ミラーがないマイクロフォーサーズ機の場合は、振動による解像感の低下という問題は起こりにくいのでしょうかね?