第30回 レクサスHS250h 真に売れる高級ハイブリッドとなるか - L-Cruise - 日経トレンディネット
というか実際のところ、プリウス以外のトヨタ製ハイブリッドカーは、ほとんどがさらなるパワーや上質感を強調した物が多い。
要はハイブリッドが効率のよい“電気式ターボ”のような扱いなのだ。つまり、ハイブリッドを高級化、もしくはハイパワー化の為に使っているわけで、その目論見は今のところ不成功に終わっていると言える。
もちろんその原因の一つに、ノーマル車もハイブリッド車も外観的に全く変わらないということがある。よって今回専用ボディのHS250hが出たわけだが、おそらく問題はそれだけではない。ハイブリッド=エコというイメージが強すぎて、ハイブリッド=高級という図式が認められてないのも要因なのだ。
今回のHS250hは、その両方の常識に対する挑戦なのである。
そうなんだけど、その割にはデザインに「わかりやすい新しさ」がないよね。
ハイブリッドのシステムも、エスティマ・ハイブリッドをFFにしただけだし。 本来なら、デザインに新味がない分、システムで新しさを出すべきなんですが。
個人的にはVWのように、エンジン排気量はなるべく小さくして、ハイパワーは過給で稼ぐべきなのではと思います。 つまり、ハイブリッド+ターボです。 VWのTSIがスーパーチャージャー+ターボですから、スーパーチャージャーの部分を電気モーターで置き換える訳ですね。
TSIは1.4Lで2.4L並みのパワーを出すといいますから、排気量は1.3~1.5Lくらいで十分なハズ。 どこか出してくれないかな。