「おまえが講師をやってくれ」と言われたら

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誠 Biz.ID:プロ講師に学ぶ、達人の技術を教えるためのトーク術:「おまえが講師をやってくれ」と言われたら(前編)

現在、企業研修業界では「研修の内製化」という動きが加速しています。要するに、これまでは社外の研修会社に発注していた研修を社内講師でまかなうようにしようという動きですね。(中略)
 
なんにしてもこの流れは一時の流行にとどまらず、今後も長期間続くことでしょう。ということはどういうことか。研修会社ではない一般の事業会社において、
 
 今度はお前が講師をやってくれ。
 
といきなり指名されて慌てる社員が増える、ということです。どうでしょう、心当たりはありませんか? 今はなかったとしても、今後その機会は間違いなく増えます。その心の準備はしておきましょう。

その通りです。 自分も海外支援の仕事が終わったと思ったら、社内で3D CADの講師をやることになりました。

まだ数回やっただけですが、やっぱり大変です。 別に講師用の研修とか受けている訳ではありませんし。 日本語を話せる人が、全員日本語の講師になれるわけではないんですが。

講師経験が豊富な人でも発声練習をしていない場合がありますが、これは絶対やっておきましょう。「声」は「人の信頼感」を左右する大きな要因です。大きな声でハッキリとした発声でしゃべるだけで、「この人の言っていることは信用できそう」と思われるもの。講師をするときには特に重要です。もちろん、講師業務に限らずあらゆるビジネスコミュニケーションで、その「信頼感」が生きてくることは想像がつきますね。
 
その「発声練習」にも大まかに3つの種類があります。第1に、大きな声を出すこと。第2に、ハッキリと発音すること。第3に、口調、声色を使い分けられるようにすることです。

下期からは少なくとも隔週で週3日やるので、喉のケアが重要になってきます。 同時に発声練習もちゃんとやらなきゃなと。