コラム:デジカメの“非”高画素化は定着するのか - ITmedia +D LifeStyle
そんな状況下で発表された今シーズンの各社コンパクトデジカメだが、一部の主に高画質を指向する製品には共通するキーワードが見て取れる。それが“非”高画素化だ。
代表的な製品としては、シリーズ前機種の有効1470万画素から有効1100万画素へと改めたキヤノン「PowerShot G11」や、前機種の有効1001万画素から有効1000画素へとほぼ据え置かれたリコー「GR DIGITAL III」などが挙げられる。(中略)
「画素数としては1000万画素で十分。いかにダイナミックレンジを広げるか、いかに高感度化を進めるか――それこそが高画質化とわたしは信じています」
GR DIGITAL III発表会の席上にて、リコーの湯浅一弘氏(パーソナルマルチメディアカンパニープレジデント)は高画素=高画質のだけの競争はもう終わったと思わせる発言を行っている。分かりやすい指標としての画素数表記は今後も継続されるだろうが、芽吹き始めた“非高画素”コンパクトデジカメ群がヒットするかどうか、注目だ。
確かに1000万画素以上になると、画素数の増加が画質の向上に結びつかなくなりますね。 感度もそうですが、レンズ性能の影響も大きいと思います。 コンパクトデジカメに搭載するレベルで、あまり高性能なレンズは積めませんからね。
とはいえ、ユーザーがそれを評価するかはまた別の話。 同じ高感度、高画質なら、画素数が高い方を選んでしまいますからね。