国土交通省、昼間走行灯の義務化是非を検討

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DRLは、自動車の前面に装着する灯火器の一つ。昼間や薄暮時間帯に点灯、自車の視認性を高めることで、安全性を確保するのために装着される。欧州では2007年に灯火器関係の認証要件にDRLの取付けが義務化された。また、DRL自体がデザインの多様化に効果的なことから、主なメーカーが新車への標準装備化を進めている。

ポジションランプ以上、フォグランプ未満なライトなのかな?

ところで「バイクは昼間もライトON!」(by のりピーちゃん)な訳ですが、

日本でも国際調和の一環で基準化の候補と位置付けているが、検討課題も多い。特に07年から義務付けられている二輪車ヘッドランプの昼間点灯との関係で、四輪車で同じ目的の灯火を使用した場合、二輪車の視認性が低下することが懸念される。当面は、二輪車灯火色を橙色に変更した場合の効果なども調査する。
 
一方で、DRLの安全効果そのものを疑問視する意見も出始めた。同省によると、本来は最大限の効果が期待できる北欧を中心に、事故防止効果が低くむしろ事故を誘発する可能性もあるのではないか、という報告があるとしている。このため、DRLの世界基準を日本へ導入するのに際し、これらの最新事情を把握、二輪車との共存など日本特有の状況も考慮して、義務化の是非を含めて検討する。
 
DRLは、一部輸入車には標準で装備されているが、日本仕様車では機能を制限し、夜間のみ使用できるよう改められている。また、自動車運輸業界などが自主的に装着している市販品についても、検討結果によっては、技術要件などの見直しに至る可能性がある。

んー、まあ確かに全てのクルマがライトを点けたら、バイクが埋没する可能性はありますね。 HVやEVにとっても、常に電力を喰われるのはあまり好ましいことではありません。