ホンダ近藤副社長「円高が続くのであれば生産の海外移管も」(レスポンス) - Yahoo!ニュース
ホンダは全世界で450万台の生産キャパシティを持っており、今期の生産台数が330万台。100万以上余っている状態。「移管しようとすれば、どこでもできる」という。
ただ、為替影響を受けるのは米国、欧州などへの輸出がほとんどで、移管する場合はその部分が中心となる。とはいうものの、日本の生産技術を進化させる必要もあるので、「すべてを海外でつくることはしたくない。米国で言えば、2割ぐらいを日本でつくっていきたい」と近藤副社長。
現在、ホンダは米国で販売する7割超のクルマを現地でつくっており、移管するにしてもそれほど多くできないのが実情だ。大幅な生産移管は為替が1ドル80円、70円になり、自動車業界を取り巻く環境が大きく変わってからの話のようだ。
1ドル85円以上の円高になると、北米向けはさすがに全量現地生産にせざるを得ないと思いますけどね。