益子三菱社長「今下半期は攻めのとき」（レスポンス） - Yahoo!ニュース
三菱自動車工業の益子修社長は29日、2009年度第2四半期決算会見で「今年度は守りと攻めをはっきりさせた」と強調し、営業利益の今期見通し300億円を「十分達成できる」と自信を見せた。
益子社長によれば、上半期は在庫整理に積極的に取り組み、その結果、ずいぶんと在庫が減り、下半期からは生産台数が増え、それにつれて販売台数も増えていくとのこと。事実、生産現場では岡崎工場（愛知県）が9月14日から2直になり、水島工場も11月2日から2直になる。そして、海外でもタイの2工場がそれぞれ9月28日、11月9日から2直に。
また、販売については、下半期にエコカー減税対象車が10車種から15車種に拡大するので拡販が期待できる。さらに、2010年2月にはコンパクトSUVを投入して、年度内に4000台を売っていくという。
工場の稼働率が上がるのは、確かに増益要因でしょう。 ただエコカー減税対象になったからといって、魅力のないクルマが売れる訳ではありません。 他メーカーだって同じですから、相対的には変わらないでしょう。
〈会見概要〉三菱自動車首脳 ２００９年９月期中間決算会見｜GAZOO.com
―通期黒字化を必達目標としているが、下期にかなりのばん回が必要だ
益子社長「上半期は計画通りにいっている。今期は守りと攻めをハッキリさせた。上半期は守り―在庫整理をかなり進めてきた。小売り４４万５千台に対し、卸売りが３０万９千台だ。下半期は在庫整理がついたので生産台数が増え、販売も一部の国では堅調と見ており、われわれとしては達成できると見ている。
なるほど。 下期は販売台数がまるまる生産台数という訳ですね。
今期末の決算が楽しみですな。
ちなみに、来年発売予定の期待の新型車はこんな感じ。
三菱自動車、2010年2月に発売する新しい小型クロスオーバー車のスケッチを公開 - クルマ - Tech-On！
三菱自動車は、2010年2月に日本で発売する新しい小型クロスオーバー車のスケッチを公開した。2007年9月のフランクフルトモーターショーで発表したコンセプトカー「Concept cX」の量産モデルで、同社の最新の中型グローバルプラットフォームを採用する。このモデルは、同社が“SUVを中心としたメーカー”から、“環境に優しい乗用車とクロスオーバー車のメーカー”に移行する戦略上、重要なモデルだという。欧州では、2010年3月に開催するジュネーブモーターショーで公開する予定。
売れそうにないね。