トヨタ建設予定のテストコース、絶滅危惧種調査で来年度着工できず

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asahi.com(朝日新聞社):トヨタのテストコース、来年度着工できず 環境調査で - 環境

トヨタ自動車が愛知県豊田市と岡崎市にまたがる山林に計画するテストコースについて、トヨタと用地造成に携わる同県企業庁が委託する有識者による自然環境保全技術検討会が7日、名古屋市内で開かれた。検討委は、予定地での営巣が確認された絶滅危惧(きぐ)種のサギ科の鳥ミゾゴイの調査に、少なくとも1年が必要とする姿勢を示した。これにより、当初予定された来年度の着工は不可能になった。 (中略)
 
ミゾゴイは環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に分類される。生息数が千羽程度とする説もあるが、芹沢教授は「そんなに少ないことはないだろう。もし、千羽というレベルなら、事業の撤退も含め考える必要がある」とし、生息数を把握するための調査の必要性も示した。これまでの調査で、テストコースの事業区域内2カ所での営巣が確認されている。

ミゾゴイなんて初めて聞きましたが、だからこそ絶滅危惧種なんでしょうね。
テストコースはセキュリティや騒音の問題などで、人里離れた場所に作られることが多いですが、こういう問題に引っかかることもあるんですね。