ホンダ、20年の生産過程CO2目標値を90年比25%減に:日刊工業新聞
ホンダは生産段階で排出する二酸化炭素(CO2)の2020年削減目標値を、90年比25%減に設定する検討に入った。民主党の鳩山由紀夫首相が国際公約で掲げた目標を、自動車メーカーとして達成することを視野に入れ10年末までに「次期CO2低減目標」として示す。ホンダは次期目標で部品生産を含めてCO2削減に力を入れる考えで、系列部品メーカーに対して目標のCO2を低減できる生産方法などを提案する。
車業界は鳩山首相のCO2削減公約を「大変厳しい目標」(青木哲日本自動車工業会会長=ホンダ会長)としており、各社、削減方法の具体案を模索している段階。トヨタ自動車も「(削減方法を)勉強中だ」(豊田章男社長)とし、首相公約の達成可能性には言及していない。ホンダは「車メーカーとして真正面から(公約を)否定することはできない」(伊東孝紳社長)との立場。
一番手っ取り早いのは、完成車輸出を減らして国内生産を縮小することです。 輸送にかかるCO2も削減できます。
もしくは、輸入部品に切り替えるという方法もありますね。 部品の8割は協力部品メーカーから買っているので。 この場合、部品輸送中のCO2を日本か海外かどちらにカウントするのか、よくわかりませんが。
ただ、こんなことをすると困る人がいっぱいでるので、なんとか製造方法を工夫してエネルギー消費を抑える工夫をするしかないのでしょう。