トヨタF1撤退会見

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Car Watch トヨタ、豊田社長によるF1撤退会見

トヨタ自動車は11月4日、フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)から撤退すると発表した。この発表について、同社の東京本社で豊田章男社長、専務取締役兼トヨタF1チーム代表の山科忠氏が出席して、記者会見が行われた。 (中略)
 
なお、F1に参戦していたトヨタのモータースポーツ子会社「Toyota Motorsport GmbH(トヨタモータースポーツ有限会社)は、欧州におけるモータースポーツ活動拠点へと事業内容を転換する構え。

止められるものなら去年止めたかったでしょう。 それでも1年間頑張ったのだから、あまり非難しないであげてほしいと思います。

さっさとケツまくったホンダに比べて、判断のスピードが遅いという意見もあるとは思いますけど、奥田社長時代に始めたF1活動ですから、渡辺前社長では幕を引けなかったと思いますよ。 創業家社長だからこそ出来た判断だと思います。

──F1から撤退するにあたり、TDP出身の中嶋選手や小林選手のサポートはどうなるのか。またTDPの育成プログラムはどうなるのか。
 
山科氏:TDPも縮小するものの、継続はしていく。中嶋選手や小林選手についてはTMGとのドライバー契約などがあるので、今後も継続していく予定だ。できれば(声を詰まらせながら)、他のチームでも乗せたい、そのように思っている。

前任の富田さんも好きでしたが、山科さんもトヨタF1のWebサイトのレース後コメントとか読むと、いい人なんだろうなと思ってました。 ただ、もうちょっと厳しさが必要なんじゃないのかなとも思いました。 とりあえずご苦労様でした。

【トヨタF1撤退】山科代表、男泣き(レスポンス) - Yahoo!ニュース

会見後、記者団に囲まれた山科氏は、「(撤退は)今日決まったばかりなので、今後のこと(事務処理など)も、これからです」と話した。ただ、チームの将来が完全に確定していない状況だったため、ドライバーとの来季契約を結ぶわけにはいかずにここまで(シーズン終幕まで)来た経緯についても触れ、山科氏自身も微妙な状況に揺れていたことを示唆。

「悔しい気持ちですか?」との問いには、またしても涙で声を詰まらせながら「一緒に苦労してきた連中のことが、頭をよぎるんですよね……。それが残念です」と、懸命に言葉を継いだ。

さらに「チームのみんなは今日の今日まで、2010年シーズンがあると思っていた」、「小林可夢偉というドライバーは、(トヨタから代打出場の今季最終戦で6位初入賞するなど)ラッキーボーイなところもある。もしかしたら、どこかのチームで来季もF1を走れるかもしれない」、「中嶋一貴(09年はトヨタエンジン搭載のウイリアムズに所属)も含めて、私自身、彼らが乗れるところがあれば動いていきたい」などの旨も語っている。

ホンダの時もそうでしたが、現場は最後の最後に知らされるんですよね。 かわいそうですけど。