スズキ、タイ4輪工場建設プロを再始動-12年春稼働:日刊工業新聞
スズキは凍結していたタイの4輪車工場建設プロジェクトを再始動する。生産能力を年5万台規模と当初計画の半分に縮小して近く着工し、計画より1年以上遅れの2012年春の稼働を目指す。業績が回復基調にあるため、昨秋の世界不況で止まっていた大型投資案件が動きだす。同社にとってはタイで初の4輪車生産となる。小型車「スイフト」を投入する。
スズキはすでに現地生産子会社のスズキオートモービルマニュファクチャリングタイランドを全額出資で設立した。スズキ役員によると、タイ工場(ラヨン県)は「着工に向け、最終的な工場レイアウトの詰めに入った段階」としている。生産能力を計画の半分に縮小し、当初計画で300億円だった投資額を大幅に抑制する。
設備投資が動き始めると、今度は設備メーカーの奪い合いになるかもしれませんね。 勝手なものですが。