ベスト・オブ東京モーターショーは2気筒の軽自動車用エンジン…これってへそ曲がりですか - クルマ - Tech-On!
各気筒の排気量が約220ccから約330ccに増えることによって燃焼室の容積に対する表面積の比が小さくなり、放熱損失が減る。また、機械損失も3分の2にはならないが、小さくなる。燃費は3気筒より30%以上良くなる。下手なハイブリッド車よりコストパフォーマンスが高いことは保証する。
660ccの2気筒というのは、そのまま3気筒にすれば990cc、リッターカーのエンジンを造れる。今後の標準的なエンジンとして重要な排気量である。軽自動車の標準エンジンとリッターカーの標準エンジン。両方に共通して使える部品はとんでもない数を造ることができる。量産効果でとんでもなく安くなる。
60年代のレース用エンジンでは経験上、1気筒あたりの排気量は300ccくらいが最も効率が良かったそうです。
当時と現在ではフリクションや燃焼効率のレベルが違いますが、同じような結論になるのが面白いですね。