世界の自動車市場は底入れした=ゴーン日産CEO | Reuters
日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)は8日、ニューデリーで開かれた世界経済フォーラム関連会議で、世界の自動車市場は底入れしたとの見方を示し、世界の年間自動車販売台数は2009年と2010年にそれぞれ6000万台に達すると予測した。(中略)
同氏は、今年の世界の自動車販売台数は、これまでの予測の5500万台を上回ると予想。自動車市場は底入れしたとして「今回の危機がどのように終息していくか、もう少しはっきり分かるようになったら、生産能力拡張計画を再開してもよいと考える」と述べた。
ただゴーン氏は「中国、インド、中東諸国、南アフリカの主導により2010年には回復に向かう。米国も回復する。しかし欧州諸国と日本では2010年も苦境が続く」と予測し、世界的な回復へのリスクは依然として存在するとの見方を示した。
同意する人は少ないと思いますが、果たして先見の明があったのかどうかは、来年の今頃には判明していることでしょう。