トヨタ:信頼回復に全力 400万台ペダル無償交換 - 毎日jp(毎日新聞)
トヨタは今回、目先の交換費用には目をつむり「確実に安全確保をすることが使命」と、米国トヨタとしては最大規模の交換に応じる手厚い対応をした。数百億円にのぼるという費用についても、トヨタは「約2000億円の引当金を積んでおり、業績への直接的な影響はない」(トヨタ広報)とし、それよりもブランドイメージへの決定的な打撃を避けることを優先した。
2000億円のリコール費用の引き当ては、北米トヨタとしてなんかな? さすがに売り上げと比例するんだね。
asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、リコールは米国のみ 国内では交換計画なし - ビジネス・経済
米国では数百億円の費用をかけてリコールするにもかかわらず、米国以外ではしない。米国で問題となった厚みのあるマットを販売していないからだという。
アクセルペダルの形状は日本で販売している車も同じだ。日本でも交換したほうが事故のリスクは減るはずだが、今回のリコールに絡めて交換する計画はないという。 (中略)
自動車メーカーはかつて、国内と国外で販売する車で安全面での対応を変え、大きな批判を受けたことがある。89年に発覚した「サイドドアビーム問題」だ。
当時、トヨタなどは米国の安全基準を満たすため、輸出車のドアの内側に鋼鉄の補強材(サイドドアビーム)を入れていたが、同じ車種でも日本で売る車には入れなかった。
日本の対応が著しく遅れるなら、内外で差別したと批判された問題の再来となる。
そういう判断もあるのかなと思うけど、万一、北米で起きたような販売店の代車でアクセルペダルの引っかかり、死亡事故が起こったらどうするんだろうね。 さらに厳しい批判にさらされるような気がするけれど。 リスキーだなぁ。
ウチのスパシオも、もう一度よく見てみよう。
メルセデス・ベンツに限らず、フォルクスワーゲンやBMW、アウディなどドイツの車には、アクセルが戻らなくなっても、ブレーキを優先させ、止まれる仕組みがある。
最新の車はパソコン10台分のマイクロコンピューターを搭載するとされる。メカでなくコンピューターで制御される「電子車」だ。アクセルもギアチェンジレバーもスイッチに過ぎず、人間がメカを直接操作しているわけではない。
車がこうした乗り物になった以上、ちょっとした誤作動や、人為的なミスによる暴走事故をできる限り防ごうとの考え方を採り入れている。
しかし、トヨタ車にこの仕組みはなかった。
トヨタ車だけでなく、他の日本メーカーのクルマはどうなんでしょうね?