糖尿病神経障害

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糖尿病神経障害 | 暮らしの裏ワザ事典

“糖尿病の怖さは合併症にある!”と、昔からいわれている。動脈硬化に始まって、脳卒中、心筋梗塞、白内障、緑内障、脂肪肝、インポテンス、肺炎、膀胱炎、糖尿病昏睡などなど数多く、全身に引き起こされる。とりわけ多いのが、3大合併症といわれる「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」。(中略)
 
神経障害は余分なブドウ糖が神経組織の中に入り、ソルビトールという物質に変化し、それがたまることで発症する。
 
また、脚の動脈硬化を起こして末梢血管の内腔が狭くなり、血流が悪くなる。すると、神経細胞に酸素や栄養が十分届かなくなるために神経障害が起きるのである。

確か村田英雄が「糖尿病神経障害」で足を切断してましたね。
義父はベテラン糖尿病患者で、「糖尿病網膜症」と「糖尿病腎症」は発症しました。 次は「糖尿病神経障害」になるのではないかと心配です。

どんな病気かというと、

神経障害での症状は、障害される神経によって異なる。大きく「多発性神経障害」と「自律神経障害」に分けられる。
 
多発性神経障害とは「運動神経」や「知覚神経」が障害された場合である。「手足がしびれる」「手足が冷たく感じる」「夜寝ているときにこむら返りが起こる」「筋力の低下」などの症状がある。さらに進行すると、熱いとか痛いといった感覚が鈍くなる。
 
たとえば、火傷をしてもそれに気付かず、火傷が悪化。また、傷が悪化して潰瘍を起こしたりすると、脚を切断することも……。年間約2万人の人が脚の切断に至っている、と推測されている。
 
一方、自律神経障害の自律神経は、生命を維持するさまざまな働きをし、心臓、肺、胃腸などの働きに関係している。それが障害されると、便通異常(便秘・下痢)、立ちくらみ、インポテンス、発汗異常、神経因性膀胱などが起こる。

基本的には対症療法しかないようです。
とにかく前触れとなる症状が出てないか注意して、足に傷を作らないようにしないといけませんね。