ヤマハ発動機、反転攻勢に重し 赤字転落 新体制、続く構造改革(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース
ヤマハ発動機が12日発表した2009年12月期連結決算は、最終損益が2161億円の赤字(前期は18億円の黒字)に転落した。金融危機の影響で主力の二輪車事業が世界的に落ち込んだほか、マリン事業の売上高も前期比約4割減となったことなどが響いた。3月下旬から新社長となる柳弘之上席執行役員は同日、今期で営業利益の黒字化を“必達目標”とする3カ年の新中期経営計画を公表したが、反転攻勢への道筋は険しい。
「先進国は米国市場の不透明感がありさらなる減産を見込んだが、新興国は元気がいい」。同日の会見で今期の営業黒字見通しが甘いのでは、との指摘に対し、柳執行役員はこう説明し強気の姿勢を崩さなかった。
09年12月期連結決算の売上高は前期比28.1%減の1兆1536億円と3割近く落ち込み、本業のもうけを示す営業利益も625億円の赤字(同483億円の黒字)に転落した。今期は、売上高が8.4%増の1兆2500億円、営業利益が100億円、最終利益はゼロを見込む。
ヤマハって年度じゃなくて暦年で決算やってるんですね。
主力商品が利益率の高いレジャー用品で、世界的な経済の落ち込みにより総崩れではあるんですが、もうちょっとどうにかならなかったのかと。
昔の日産みたいで、景気がいいときに調子に乗って必要な構造改革をやっておかないから、不況になると青くなるんですよね。
川上源一の昔からだけど、経営者に恵まれない会社だね。