本田に同感“日本はまだまだ途上国”【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス
「嬉しいけれど、何か喜べない。目標ははるか先にある」
試合後、本田はそう言ったという。勝ったこと、決勝トーナメントに進出できたことは嬉しい。けれど、日本がデンマークよりも明らかに優れていたから勝てたわけではない。ゆえに、何か喜べないものがある。彼の心情を代弁すれば、そんなところだろうか。
わたしは、自分が死ぬまでにW杯で優勝する日本が見たいし、それは可能なことだとも思っている。本田は違う。中田英寿がそうだったように、どうやら、彼は自分が現役のうちに世界の頂点に立つことを考えている。だから、喜べない。現状を考えれば会心ではあったけれど、内容で圧倒したわけではない勝利を喜べない。
なんと頼もしいメンタリティーであることか。
こんなことを書いてますが、本田自身は違うニュアンスで言ったみたいですよ。
asahi.com(朝日新聞社):「あっけなかった」本田「オレけるよ」遠藤 個性が融合 - サッカーワールドカップ
記者の取材を受けるミックスゾーンでは「喜べない」という言葉の理由を聞かれたが、語りたがらなかった。引き留めるとようやく本音を言った。
「そうなんです、もっと苦労すると思ったから。ちょっとあっけなかったですよね」
強豪国も苦しむ関門としてイメージしていた1次リーグ最終戦が、ただの通過点に感じられた。
「内容に不満がある」というよりも「デンマークが物足りなかった」という意味みたいです。
金子達仁は、アトランタ世代(前園、中田英、川口)への取材で名を上げましたが、金ヅルだった中田の引退後はパッとしないですね。 「金子塾」(自分の名前を冠した私塾を開いている奴にロクなのはいない)なんてやってないで、ちゃんと取材しろよ。
意外とサッカージャーナリストと呼ばれる連中は、チームや選手たちから敬遠されているのではないかしらん? 個人的な美学の押し付けで批判するから、当然なんだけどね。 本人は健全な批判だと思っているから余計に始末に悪い。
人脈頼りでの取材だと、どうしても偏った情報で書かなければならなくなるし、それでますます敬遠されるという悪循環なんだろうな。
終わっている人たちだから、どうでもいいけどね。