【PC Watch】 高速化に注力した「Internet Explorer 9」
例えば、あるニュースサイトはマーシャリングと呼ばれる、JavaScriptエンジンとレンダリングエンジンを仲介する処理に、かなり多くの時間を要するという。そこでIE9では、JavaScriptエンジンやレンダリングエンジンなど、特定の処理を行なうソフトウェアモジュールを強化するだけでなく、それらの連携する部分を含め、どのように処理を高速化すべきか検討を重ねた。(中略)
とはいえ、JavaScriptエンジンのパフォーマンスを軽視しているというわけではない。今回はJavaScriptエンジンをJIT(Just- in-time)コンパイラで処理することにより、速度を向上させ、CPUへの負荷を下げている。その結果、Chrome 6.0やOpera 10.5といったJavaScriptエンジンの高速性を売りにするブラウザには及ばないものの、同等の処理性能を実現するに至った。 (中略)
9月15日のIE9β版出荷は、事前にMicrosoftがアナウンスをしていたため、その直前にはライバルのChrome 7やFirefox 4などの最新βがそれぞれリリースされている。これは、GPUで高速化したHTML5レンダラーがIE9だけのものではない事を、きちんと訴求しておきたいという意図があるのかもしれない。
しかし、どうやら現時点において、IE9と他のGPU対応ブラウザの開発版の間には、桁違いの差があるようだ。それはIE9対応コンテンツの紹介サイトでも確認できるが、もっとシンプルにGPUの加速機能を確認できるIE9のテスト用ページで、より詳細な検証が可能だ。
今作っているWebベースの業務システムでは、JavaScriptを多用します。 開発におけるメインブラウザはFirefox 3.6ですが、職場のPCの多くは Windows Xp SP2 + IE6 です。
試しにGoogle Chrome 6 beta をダウンロードしてみましたが、速いこと速いこと。 jqPlotで描いたグラフがすぐ出てきますからね。 Firefox はJavaScriptエンジンではかなり遅れをとっているような印象を受けました。
職場にはIE6の他にIE7が入ったPCもありますが、これは全然ダメ。 見て呉れはタブブラウザで新しめですが、中身はIE6と大差ないし。
自宅のPCにはIE8が入ってて、これは速さはありませんがレンダリングの質はまあまあですね。 Xpに導入可能なのはIE8までなので、リースアップで Windows 7 搭載PCに替わるまでは、これでお茶を濁すしかなさそうです。
IE9 は一気に先頭に躍り出るくらいの性能を持つそうなので楽しみですね。 その前に Xp と決別する必要がありますが。