【パリショー】Fiat社、「500」を2気筒エンジン化 - クルマ - Tech-On!
イタリアFiat社は小型乗用車「500」と、そのオープン版である「500C」に2気筒の「TwinAir」エンジンを積んで展示した。既に発売しているという。排気量は875mL、ターボチャージャで過給するダウンサイジングエンジンで、最大トルク145N・m、最高出力63kW(85HP)を発生する。
「500」の最高速度は173km/h、発進から100km/hまでの加速時間は11秒。燃料消費量は手動変速機で4.1L/100km、AMT(自動MT)で4.0L/100km。CO2排出量は手動変速機で95g/km、AMTで92g/kmだ。
もともと「500」に積んでいた排気量1.2L、各気筒2弁の4気筒エンジンに比べ、2気筒エンジンは出力が25%向上、燃料消費量は15%減った。ただし、その上級機種である排気量1.4L、各気筒4弁の4気筒エンジンには出力では及ばない。その代わり、燃料消費量は30%減った。なお、2気筒エンジンは各気筒2弁。出力が同じとすると、4気筒エンジンに比べて23%短く、10%軽い。
マーチの3気筒じゃ手ぬるい、ということでしょうか。
バイクだって1000ccを超えるツインなんてザラで、8,000rpmくらいは平気で回りますからね。 NVさえなんとかなるなら、重量やフリクションは有利でしょう。