フィットHVの燃費はインサイトより上?

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【ホンダ フィットHV 燃費レポート】インサイトより上? リッター27.5km | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

省燃費走行はインサイトと比べて、格段にやりやすくなった。ホンダのIMA用1.3リットルエンジンには、負荷が小さい時に燃料をカットするだけでなく、バルブを閉じたままにしてエンジンが空気を吸って排出するときに発生するエネルギー損失を防ぐ機構が実装されており、そのときには電気モーターのエネルギーだけで走ることになる。開発陣は、インサイトに比べてその状態に入りやすいようにチューニングしたと主張していたが、実際に走ってもそうセッティングされていることはすぐに実感できた。
 
果たしてフィットハイブリッドのオンボードコンピュータ上の燃費は、試乗コーストータルで27.5km/リットル。同条件で満タン法テストを行わなければわからないが、同じような走り方をした場合、インサイトよりやや上であるように感じられた。10.15モード燃費はインサイトと同じ30km/リットルだが、省燃費走行が簡単になったことや、車両重量が軽い(10.15モード燃費測定時の重量区分はインサイトと同じ1016~1265kgで、1250kgとして扱われる)ことがプラスに作用しているのかもしれない。

街乗り中心なら、空気抵抗のハンデも大きくはないでしょうし、ゴーストップで車体の軽さが活きるのかも。
インサイトはCR-Zと同じ1.5Lエンジンを積んで、車格を上げた方がいいんじゃないかな?

一方で、マーチに奪われたNo.1の座を奪還できなかったガソリンモデルはどうなんでしょうか。

【ホンダ フィット 13G 燃費レポート】リッター23.2km…ECONモードが効果を発揮 | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

走り始めてみると、こちらもビッグマイナー前のフィットとかなりフィーリングが異なる。ECONモードの効き目はかなり明確。ホンダのCVTはこれまで、スロットルを少し深く踏み込むと、とたんにエンジンを無意味に回すようセッティングされる、悪癖とも言える傾向があり、ユーザーの運転技術レベルによって燃費に大差が出ることが多かった。が、ECONモードをONにしているときは、タウンスピードの中で緩やかに加速したいときなど、エンジンのトルクを使って静かにぐいっと前に進むようなフィーリングに変わった。
 
このセッティングならば、燃費走行にそこまで神経質にならずとも、良好なスコアが出るのではないかと感じられた。果たしてオンボードコンピュータ上の燃費値も23.2km/リットルとなかなか良好であった。アイドリングストップなどの先進デバイスが実装されていないため、混雑した都市部の道路を走行するといった厳しい条件ではハイブリッドに比べてそれなりのビハインドを負うことになりそうだが、ベースモデルは123万円からという価格も相まって、地方道メインならば経済性は十分に高いと言える。

ホントかよー、って燃費ですが、MMC前より良くなっているのは確かなんでしょう。 カタログ燃費との乖離が縮まるといいですね。