第19回 早く課長になった人ほど、マネジメントが下手:日経ビジネスオンライン
「名プレーヤーは名監督にあらず」といえば、即座に「プレーヤー(選手)と監督は求められる能力が違う。だからプレーヤーとして一流であっても、監督として一流かどうかは分からない」という説明が返ってくるほど、有名な言葉だろう。言葉自体は、スポーツの世界をはじめとしてよく耳にしてきた。だがこの説明では十分ではない。そのことは後で触れることにする。
にもかかわらず、日本企業においてはこの言葉に反して、平然と「名プレーヤーの監督化」が行われてきた。特に“最初の管理職”となる課長昇進時において。
確かに、今まで接してきた人を見てると、そういう傾向はあるような気がします。
理由は
“プレーヤーとして仕事ができること”と“課長として人を育てられる”ことは求められる能力が違う。さらにはプレーヤーとして“できる人”が課長になると、時として“できない人”をダメにしてしまう構造が明らかになってきた。
プレーヤーとしての実績から、早くして課長になってしまった人が陥りがちな呪縛だ。
ということですが、まだあるような気がします。
早くに管理職になる人には、グダグダ、ドロドロした人間関係というか、人の心の機微に無頓着な人が多いような気がするんですよね。 偏見かな?