ノキア、スマートフォンOSにWindows Phoneを採用

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asahi.com(朝日新聞社):ノキアとMSがスマートフォンで提携 出遅れ、反転攻勢 - ビジネス・経済

携帯電話最大手のノキア(フィンランド)は11日、米マイクロソフト(MS)と提携、MSの基本ソフトを使ったスマートフォン(多機能携帯電話)を開発すると発表した。アップルの「iPhone(アイフォーン)」の攻勢などで出遅れたスマートフォン分野の立て直しを目指す。
 
ノキアは現在、独自の基本ソフト「シンビアン」を使っているが、段階的にMSの基本ソフトに移行する。提携に伴い、人員も削減する。昨年9月に就任したエロップ最高経営責任者(CEO)はマイクロソフトの出身で提携先を古巣に求めた。

ウワサは出てましたけど、やっぱりWindows Phone 7なんですね。 最悪の選択だと思いますが。

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NokiaはこれまでSymbianを採用してきたが、Symbianは「フランチャイズプラットフォーム」とし、「2億人のSymbianユーザーインストールベースを維持し移行」する意向だ。モバイルLinux「MeeGo」はオープンソースOSプロジェクトとし、次世代デバイスを長期的に模索することに重点を置くという。同社は年内にMeeGo関連の製品を出荷する計画だとしている。

Intelと共同開発中の「MeeGo」は、たぶん離陸もしないで滑走路をオーバーランすることでしょうね。 Intel自身がタブレットでARMに対して巻き返しを図るために、x86版Android に注力していますから。

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Nokiaが同社初のMeeGo搭載携帯電話を、まだ発表もしていないうちに開発中止したと報じられている。MeeGoはNokiaとIntelのモバイルLinuxを統合した携帯端末向けOS。Nokiaは次のバージョンのMeeGo製品を発表すると伝えられているが、同社がWindows Phone 7かAndroidを採用するとのうわさもある。
 
Nokiaは世界最大の携帯電話メーカーだが、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンに押されてシェアは低下している。同社のスティーブン・エロップCEOは最近社員あてに送ったメモで、自社の状況を「燃えさかる海上石油プラットフォームに取り残された」と例え、思い切った変化が必要だと呼びかけている。同氏は、NokiaがAppleやAndroid陣営に後れを取り、大きなトレンドに乗り損ねたことを認めている。「このペースでは2011年中にMeeGo製品は1つしか出ないかもしれない」「Symbianは北米のような先進市場では競争力がなく、次第に対応製品の開発がしにくいプラットフォームになっている」とも語っている。

シェアを減らし続けているノキアが生き残る道は、Androidを採用することだと自分は思っています。
ノキアの携帯は、出張なんかでいろんな国に行く時には、非常に頼りになります。 電話機としての使い勝手がいいんですよね。
Androidを採用すると、他社との違いが出せなくなると考えているのかもしれませんが、そんなことはないと思います。
だから、今回のノキアの選択は本当に残念ですね。