国土交通省と経済産業省の合同会議、新燃費基準値検討に着手

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合同会議では20年を新燃費基準の目標年度とすることやエネルギー消費効率の単位を「燃費」(キロメートル/リットル)、測定方法を「JC08モード」とするなどの新基準の大枠は決めた。
 
自動車燃費基準は現在、エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)に基づくトップランナー基準による15年度基準が策定されている。トップランナー基準は、商品化されている自動車の燃費性能をベースに、技術開発見通しなども踏まえて設定する。15年度燃費基準で乗用車の目標基準値はJC08モードで7・4~22・5キロメートル/リットルとなっており、平均燃費値は16・8キロメートル/リットル。04年度の実績値の13・6キロメートル/リットルに比べると23・5%改善の見込みだ。
 
日本自動車工業会によると新車の平均燃費は、1995年から08年までの間に12・5キロメートル/リットルから16・9キロメートル/リットルへと35%向上した。次世代自動車を含めた新車燃費は今後もこうした改善傾向を予測。20年の新車平均燃費については、05年度の15・5キロメートル/リットルからの35%向上で20・9キロメートル/リットル程度と試算している。新たな燃費基準値は次世代自動車も含め、こうした見通しや技術動向なども参考にしながら検討していくことになる。

「キロメートル/リットル」を単位とするのは、プラグインHVなどを考えるとちょっと古いかなと思います。 EVも含めたエネルギー消費量を測るゲージを作ってもらいたいものです。