菅首相、「撤退などあり得ない。東電は100%つぶれる」

菅首相、撤退は東電「100%つぶれる」 - 社会ニュース : nikkansports.com

政府は15日、炉心冷却作業が難航している東京電力福島第1原発への対策を一体化するため、菅直人首相を本部長とする政府と東電の「福島原子力発電所事故対策統合本部」を設置した。首相は早朝、官邸で記者団に「憂慮すべき状況が続いているが、この危機を陣頭指揮を執って乗り越えたい。被害が広がらないようにありとあらゆる手を打つ」と表明した。
 
首相はこの後、統合本部を置いた東京・内幸町の東電本店を訪れ、福島第1原発爆発事故の政府への連絡が遅れたとして「一体どうなっているんだ」と対応を厳しく批判。「(原発からの職員の)撤退などあり得ない。撤退した時には東電は百パーセントつぶれる。覚悟を決めてほしい」と厳命した。

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首相官邸の危機対応のほころびは、地震から一夜明けた12日午後、福島第一原子力発電所1号機で起きた水素爆発であらわになった。放射能漏れの可能性があり国民への一刻も早い周知が求められたにもかかわらず、菅首相は東京電力の技術者を官邸に呼びつけると、どなりちらしたという。
 
「これから記者会見なのに、これじゃあ説明出来ないじゃないか!」
 
テレビは、骨組みだけになった1号機の建屋から煙が勢いよく噴き出す生々しい光景を映し出していた。爆発が起きたことは明らかだった。だが、東電の説明に納得がいかない首相は、爆発直後の午後4時に設定していた記者会見の延期を宣言。自らの言葉での説明にこだわる首相への遠慮からか、午後5時45分から記者会見した枝野官房長官は「何らかの爆発的事象があった」と述べるだけで詳しい説明は避け、「首相ご自身が専門家の話を聞きながら(対応を)やっている」と語った。
 
結局、首相が記者団の前に姿を現したのは、爆発から約5時間がたった午後8時半。「20キロ・メートル圏の皆さんに退避をお願いする」と述べたが、こうした指示はすでに首相官邸ホームページなどで公表済みだった。「首相が東電の技術者をことあるごとに官邸に呼びつけてどなるので、現場対応の邪魔になっている」。政府関係者は嘆いた。首相は避難所視察も希望したが、「迷惑をかける。時期尚早だ」と枝野長官が止めた。

こういうときに必要なのが「胆力」だと思いますが、イラ菅にそれを求めるのはムリでしょう。


菅直人公式サイト: 天災

昨日今日と愛媛、高知の台風被災地の視察。高知では堤防が波で破壊され、20トンを超えるコンクリートの塊が住宅に飛び込み、3名が亡くなった現場を見る。9月にお遍路で歩いたところだ。波というより鉄砲水のような力で堤防や家を破壊。
 
それに加えて新潟で地震。あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。

一段落したら、ぜひそうしてください。