「決死隊だ」放水作戦敢行の警視庁機動隊員ら原発へ 放射能漏れ (産経新聞) - Yahoo!ニュース
警視庁の幹部は「まさに決死隊だ」と声を振り絞った。17日に開始された福島第1原発への放水作戦。前日には放射線量が高いことを理由に、自衛隊がヘリコプターからの3号機への注水を断念したほど。建屋の穴から使用済み核燃料貯蔵プールに注水はできるのか。全国民が固唾をのんで見守った。
「操縦は警察官にお願いできないか」。16日、東電側からの依頼に警察庁と警視庁の幹部に緊張が走った。当初は高圧放水車を東電側に提供するだけだったが、東電の社員では操縦は難しいという理由だった。
原発の事態が緊迫化するなか、警視庁は急遽(きゅうきょ)、扱いに慣れた機動隊員を中心に十数人の部隊を編成し、福島に派遣した。ただ、作戦実行に向けて最も高い壁は隊員の安全確保。建屋からわずか50メートルと、ヘリよりも近づかなければならないのに安全は保てるのか。警察当局は「自衛隊でも東京電力でもどちらでもいい。とにかく一番いい防護服を」と要請したという。
高圧放水車が1回にできる放水はわずか2分。放水と注水を繰り返す作業に無駄は許されない。東電の社員を交えた計画が綿密に立てられた。高圧放水車は東電側が事前に第1原発に運び込まれ、隊員らは20キロ圏外で待機し、出動の機会をうかがった。
大丈夫なんでしょうか? 心配です。
海から消防出初式で使うような消防船で放水できないものなんでしょうかね?
asahi.com(朝日新聞社):福島原発、車両からの放水届かず 警視庁、17日は中止 - 社会
東日本大震災で被害が出た福島第一原発の3号機について、警視庁機動隊の高圧放水車は17日午後、放水を実施したが、目標に届かなかった。警察関係者によると、現場は放射線量が高くて危険な状態だといい、機動隊員らは退避。同日中の作業再開はない見通しだ。
結果的には残念ながら届かなかったようです。
asahi.com(朝日新聞社):自衛隊消防車両、3号機への放水終了 福島第一原発 - 社会
17日午後7時35分、自衛隊の消防車両1台が、福島第一原発3号機に向けて放水を開始した。45分には2台目、53分に3台目が放水を始めた。午後8時に、4台目、8時7分に5台目が続き、8時9分、放水を終えた。自衛隊による17日の放水作業は、これで終えるという。
こちらは届いたのかな?