asahi.com(朝日新聞社):2号機建屋外に高濃度汚染水 地下坑道通じ漏出 - 東日本大震災
東日本大震災で被害を受けた福島第一原発で、東京電力は28日、2号機のタービン建屋から外へつながる坑道とたて坑にたまった水から、毎時1千ミリシーベルト以上の放射線が測定されたことを明らかにした。汚染水は容量ほぼいっぱいとみられるが、排水作業は難航している。燃料を冷やすために注水は止められず、水の漏出は続き、汚染水は増え続けるとみられる。このまま行けば、大量の放射能を海など外の環境に投棄せざるを得なくなる。(中略)
その一方で、東電は原子炉への注水作業を続けている。燃料を冷やすため、注水を止めるわけにはいかない。だが注水を続ければ、坑道への水の漏出が続くことになる。
海に棄てればいいんじゃん? 「科学的には」いくら濃度が高くったって、薄めてしまえば平気なんでしょ?
asahi.com(朝日新聞社):「魚食べて心配ない」 原子力安全委、海水汚染巡り見解 - 社会
福島第一原発事故の影響で、原発からの排水が基準の千倍を超すなど、周辺海域で放射能汚染が深刻化している。これに対し、原子力安全委員会=班目(まだらめ)春樹委員長=は26日、「放射性物質は海では希釈、拡散される」として、人が魚を食べてもまず心配はない、との見方を示した。(中略)
海洋生物への影響について、原子力安全委員会は26日、「排水口付近では濃度が高いが、魚介類に取り込まれるまでに潮流に流されて拡散、希釈される。さらにヨウ素は半減期が8日と短いため、人が食べるまでには相当低減していると考えられる」とした。
一方で、財団法人海洋生物環境研究所の御園生(みそのう)淳研究参与(環境放射能)によると、濃度が高いと魚類が取り込んだ放射性物質が体内で最大で海水の30~50倍の濃度まで蓄積されることもあるという。半減期が30年のセシウムは心配が残るという。
あれだけマスコミ揃って「大丈夫だ、問題ない」と言ってたんだから、この程度でブレないでほしいね。