新型スーパーカブ110 開発責任者のインタビュー

スーパーカブ大全34・世界中のカブを取り仕切る、今田LPLが新型スーパーカブ110を語る | WEB Mr.BIKE

-で、本題となる3月16日発売の新型スーパーカブ110(JA10型)について伺います。従来のスーパーカブ110は発売からまだ2年経っていません。なぜフルモデルチェンジに至ったのでしょう?
 
近い将来、日本での走行騒音を含めた騒音規制が世界統一法規となる可能性があります。そうなると、EC法規をベースとしている中国からカブタイプの安いバイクが入ってくるという状況になるだろうと予想されます。(中略)
 
その一方でタイ、ベトナム、マレーシアといった地域のDreamが生産の切替時期も迎えていました。タイに関してはエミッション規制でキャブレター仕様のDream 125は売ることができなくなってしまい、ベトナムに関しては規制の強化対応が避けられない状況でした。マレーシアには最廉価のプレスフレームのDreamが残っていましたが、この国でも新規導入される法規対応が必要になっていました。これらの国々にまとめて対応する最適な選択肢はと考えたところ、各国にあるDreamをひとまとめにして、刷新をはかるという決断をしました。

マレーシアではまだ Dream EX-5が発売されているようだけど、いつ110に切り替わるのかな? 出来れば EX-5のペットネームは残してほしいけど。

カンボジアでDream125作ってるとは知らなかった。 というかカンボジアに工場あったんだ。

興味深いところでは、チェーンケースが金属に戻っているんですよね。 騒音は大丈夫なのか?

-エンジン型式がJA07EからJA10Eに変わりましたね。
 
強度的にタフネスを上げる意味でミッション系が変わりました。レシオは変えていません。そういうところで型式が変わりました。基本的には一緒です。

ミッション部品は、JA07系と互換性あるのかな? オーバーホールするときは、検討してみたいと思います。